MDW(Myojin Deck Wins)について その2
2005年4月11日3月に入りPTの権利がどうしても欲しかった僕は本気で調整を始めました。とにかく不安定なデッキを少しでも安定させるため、にマナの供給源にまず力を注ぎました。RDWには強かったはずがRDWに負けてしまったのがそう思ったきっかけです。
マナの不安定な要素は以下の理由がありました。
・土地の総数が少ない
・モックス・ダイアモンドを使用している
・極楽鳥は死にやすい
この3点は非常に大きかったです。
そしてまず始めにモックス・ダイアモンドを抜いてラノワールのエルフに変更、これによりデッキのブン回る確率も上がり非常に好感触。土地を増やす必要もなくなりました。同時に極楽鳥が死んでもエルフを出せるのでなんとか動きそう、そんな期待をエルフにしていました。
そしてできたレシピは↓
1 《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》
4 《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》
1 《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CHK)》
1 《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》
4 《食物連鎖/Food Chain(MM)》
4 《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
4 《極楽鳥/Birds of Paradise(8E)》
3 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(7E)》
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(UL)》
4 《スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinel(NE)》
3 《激情の共感者/Fierce Empath(SC)》
4 《生ける願い/Living Wish(JUD)》
3 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
4 《真鍮の都/City of Brass(8E)》
4 《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(AP)》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》
4 《裏切り者の都/City of Traitors(EX)》
サイドボード
1 《反射池/Reflecting Pool(TE)》
1 《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar(UL)》
1 《厳格な試験監督/Stern Proctor(UZ)》
1 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》
1 《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》
1 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
1 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
2 《帰化/Naturalize(8ED)》
2 《酸化/Oxidize(DST)》
4 《防御の光網/Defense Grid(UL)》
神河謀反が出たことにより《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》が使用可能になり、土地による色マナは安定されたかと思いましたが、一長一短な土地のためあまり多くは期待できません。しかしデッキがコンボデッキな為に1度使えればよいとゆう場面も多く、以前よりはよくなりました。ラノワールのエルフは強かったのですが、僕が必要だと思っていたところにはまった感じはしませんでした。
PTQ大阪2次直前、この時にひらめいたカードがありました。それは《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》でした。これは《食物連鎖/Food Chain(MM)》を出したターンにマナがなくても出すことができるのでコンボの起動ターンを縮めてくれます。しかし1度もこれを入れて調整したことがなかったので予想通りいくかは未知数、しかし最後の神戸の予選に的を絞ろうと思い試験運用することに。
結果は1−5、言い訳ではなく完全に引きが逝ってました。
例えば
《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》で7枚ドロー、中身は土地×5と食物連鎖×2.........orz
初手は食物連鎖以外は完璧、スタートしたら何も引かない...........orz
土地は2枚だが他は完璧、スタートしたら土地も極楽鳥も生ける願いすらもない.....................orz
などなど、マリガンミスもあるかもしれませんがこの日のマリガン回数は軽く2桁いってます。
翌週の神戸の予選の為にさらなる調整に入りました。
まずデッキの弱点を再度見直し、やはり1番ひっかかったのはマナバランスでした。単純に土地を増やすよりも土地に代替できるものはないかと探しました。
《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》、マナクリーチャー全般、《スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinel(NE)》のようなサーチできるクリーチャー、《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》のようなピッチクリーチャー等、色々試しました。しかしどれもこれもイマイチ、これらを増やすことはデッキにとってなんの解決にもなりませんでした。特に後者の2つはデッキが回っている時に強いカードで、序盤の支えにはなりません。
そんな時にぼ〜っとエクテン用ファイルを眺めていたら、おもしろいカードが4枚刺さっていました。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》
1マナのエンチャントでマナを2マナも伸ばしてくれます。
しかし問題はデメリット、相手にもマナを与えてしまうことがどれだけ足を引っ張るか。それにしてもメリットはこちらの方が大きいです。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》のメリットは
・土地を狙ってくる相手(RDWなど)に効果大、絡みつく鉄線もほぼ無効化
・エンチャントだから手出しされ辛い
・マナの伸びが極楽鳥やエルフよりも大きい
・相手が緑マナを必要としない場合にマナバーンを誘える
・重コストの明神達に繋がる可能性が見える
・緑のカードだから《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》の餌にもなる
逆にデメリット
・相手にもマナを与えてしまう、さらに相手が緑のデッキの場合は有効利用されこちらの方が不利に
・自分が何もプレイできない場合、自分がマナバーンを起こしてしまう
・ラノワールのエルフと違い、コンボ中にプレイできない
これを天秤にかけた結果、メリットの方が大きいと感じ採用を決意。
あと《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》を入れたので《骨砕き/Bone Shredder(UL)》を抜いていたのですが《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》を対処できなくなるので再び採用。
そしてできた完成版レシピ↓
1 《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》
4 《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》
1 《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CHK)》
1 《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》
4 《食物連鎖/Food Chain(MM)》
4 《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》
4 《生ける願い/Living Wish(JUD)》
4 《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
4 《極楽鳥/Birds of Paradise(8E)》
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(UL)》
3 《激情の共感者/Fierce Empath(SC)》
3 《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》
3 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
4 《真鍮の都/City of Brass(8E)》
4 《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(AP)》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》
4 《裏切り者の都/City of Traitors(EX)》
サイドボード
1 《反射池/Reflecting Pool(TE)》
1 《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar(UL)》
1 《厳格な試験監督/Stern Proctor(UZ)》
1 《骨砕き/Bone Shredder(UL)》
1 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》
1 《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》
1 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
1 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
3 《帰化/Naturalize(8ED)》
4 《防御の光網/Defense Grid(UL)》
デッキの高速化と安定化(マナに関して)に大きく関与してくれる《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》を採用したのは英断と言えました。その理由は次に書く神戸予選のレポの時に書きます。
マナの不安定な要素は以下の理由がありました。
・土地の総数が少ない
・モックス・ダイアモンドを使用している
・極楽鳥は死にやすい
この3点は非常に大きかったです。
そしてまず始めにモックス・ダイアモンドを抜いてラノワールのエルフに変更、これによりデッキのブン回る確率も上がり非常に好感触。土地を増やす必要もなくなりました。同時に極楽鳥が死んでもエルフを出せるのでなんとか動きそう、そんな期待をエルフにしていました。
そしてできたレシピは↓
1 《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》
4 《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》
1 《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CHK)》
1 《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》
4 《食物連鎖/Food Chain(MM)》
4 《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
4 《極楽鳥/Birds of Paradise(8E)》
3 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(7E)》
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(UL)》
4 《スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinel(NE)》
3 《激情の共感者/Fierce Empath(SC)》
4 《生ける願い/Living Wish(JUD)》
3 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
4 《真鍮の都/City of Brass(8E)》
4 《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(AP)》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》
4 《裏切り者の都/City of Traitors(EX)》
サイドボード
1 《反射池/Reflecting Pool(TE)》
1 《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar(UL)》
1 《厳格な試験監督/Stern Proctor(UZ)》
1 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》
1 《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》
1 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
1 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
2 《帰化/Naturalize(8ED)》
2 《酸化/Oxidize(DST)》
4 《防御の光網/Defense Grid(UL)》
神河謀反が出たことにより《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》が使用可能になり、土地による色マナは安定されたかと思いましたが、一長一短な土地のためあまり多くは期待できません。しかしデッキがコンボデッキな為に1度使えればよいとゆう場面も多く、以前よりはよくなりました。ラノワールのエルフは強かったのですが、僕が必要だと思っていたところにはまった感じはしませんでした。
PTQ大阪2次直前、この時にひらめいたカードがありました。それは《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》でした。これは《食物連鎖/Food Chain(MM)》を出したターンにマナがなくても出すことができるのでコンボの起動ターンを縮めてくれます。しかし1度もこれを入れて調整したことがなかったので予想通りいくかは未知数、しかし最後の神戸の予選に的を絞ろうと思い試験運用することに。
結果は1−5、言い訳ではなく完全に引きが逝ってました。
例えば
《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》で7枚ドロー、中身は土地×5と食物連鎖×2.........orz
初手は食物連鎖以外は完璧、スタートしたら何も引かない...........orz
土地は2枚だが他は完璧、スタートしたら土地も極楽鳥も生ける願いすらもない.....................orz
などなど、マリガンミスもあるかもしれませんがこの日のマリガン回数は軽く2桁いってます。
翌週の神戸の予選の為にさらなる調整に入りました。
まずデッキの弱点を再度見直し、やはり1番ひっかかったのはマナバランスでした。単純に土地を増やすよりも土地に代替できるものはないかと探しました。
《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》、マナクリーチャー全般、《スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinel(NE)》のようなサーチできるクリーチャー、《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》のようなピッチクリーチャー等、色々試しました。しかしどれもこれもイマイチ、これらを増やすことはデッキにとってなんの解決にもなりませんでした。特に後者の2つはデッキが回っている時に強いカードで、序盤の支えにはなりません。
そんな時にぼ〜っとエクテン用ファイルを眺めていたら、おもしろいカードが4枚刺さっていました。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》
1マナのエンチャントでマナを2マナも伸ばしてくれます。
しかし問題はデメリット、相手にもマナを与えてしまうことがどれだけ足を引っ張るか。それにしてもメリットはこちらの方が大きいです。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》のメリットは
・土地を狙ってくる相手(RDWなど)に効果大、絡みつく鉄線もほぼ無効化
・エンチャントだから手出しされ辛い
・マナの伸びが極楽鳥やエルフよりも大きい
・相手が緑マナを必要としない場合にマナバーンを誘える
・重コストの明神達に繋がる可能性が見える
・緑のカードだから《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》の餌にもなる
逆にデメリット
・相手にもマナを与えてしまう、さらに相手が緑のデッキの場合は有効利用されこちらの方が不利に
・自分が何もプレイできない場合、自分がマナバーンを起こしてしまう
・ラノワールのエルフと違い、コンボ中にプレイできない
これを天秤にかけた結果、メリットの方が大きいと感じ採用を決意。
あと《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》を入れたので《骨砕き/Bone Shredder(UL)》を抜いていたのですが《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》を対処できなくなるので再び採用。
そしてできた完成版レシピ↓
1 《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》
4 《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》
1 《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach(CHK)》
1 《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》
4 《食物連鎖/Food Chain(MM)》
4 《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》
4 《生ける願い/Living Wish(JUD)》
4 《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
4 《極楽鳥/Birds of Paradise(8E)》
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(UL)》
3 《激情の共感者/Fierce Empath(SC)》
3 《ぶどうのドライアド/Vine Dryad(MM)》
3 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
4 《真鍮の都/City of Brass(8E)》
4 《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(AP)》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge(BOK)》
4 《裏切り者の都/City of Traitors(EX)》
サイドボード
1 《反射池/Reflecting Pool(TE)》
1 《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar(UL)》
1 《厳格な試験監督/Stern Proctor(UZ)》
1 《骨砕き/Bone Shredder(UL)》
1 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》
1 《金粉のドレイク/Gilded Drake(UZ)》
1 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
1 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》
3 《帰化/Naturalize(8ED)》
4 《防御の光網/Defense Grid(UL)》
デッキの高速化と安定化(マナに関して)に大きく関与してくれる《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》を採用したのは英断と言えました。その理由は次に書く神戸予選のレポの時に書きます。
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